2019.10.21
海外の水回り事情
こんにちは!
初めて投稿させていただきます。
不動産課の坂元です。
私事ですが先週イタリア旅行へ行ってきました。
海外旅行はほとんど行ったことがなく、日本とは異なる文化・建築物に圧倒されました。
特にイタリアの水回り事情は興味深かったため少し書きたいと思います。(^^
イタリアへ行かれた方はご存じかもしれませんが、
イタリアのトイレには便座がないことがよくあるようです。
一瞬「?」となってしまいますが、
言葉の通り、便座がなく、陶器の便器があるだけなんです。
隣にはビデ用の便器があります。
日本のようにウォシュレット(せめて暖房便座。せめて便座だけでも)あれば良いのになぁと思いますよね。
日本のトイレメーカーさんも同じように「これはビジネスチャンスだ!」と考えられた方がいたようで、
イタリアでウォシュレット普及を試みたようです。
しかし、
結果は失敗に終わってしまいました。
なぜか?
イタリアの水は日本とは異なり「硬水」です。
硬水には炭酸カルシウムが豊富に含まれており、
それが堆積して水道管を詰まらせてしまうことがよくあるようです。
そんな水事情の中、ウォシュレットの水が出てくるあの細い管はすぐ詰まってしまったようです。
あるホテルでは全部屋ウォシュレット完備後、1か月で全撤去を強いられたとか・・・
日本のウォシュレットがどんなに素晴らしくても、その土地には適さない、その土地にあった住宅事情があるんだなと
考えさせられるお話でした。
国境を超えるほどの差はありませんが、
日本の住宅事情もその土地、そのお家、更には住まわれる人によって適した住宅事情があると思います。
帰国して、日本の住宅は機能的で素晴らしいなとしみじみ思いました。
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瑞穂区 不動産
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