リノベーション事例
安城市・A様邸 マンションリフォーム
今回は、中古マンションのリフォーム事例を紹介させて頂きます。
瑞穂区のデアール不動産から片道1時間の場所にある、名鉄・新安城駅の近くの中古マンションのリフォームに携わらせて頂きました。
床のフローリングは、前の居住者様の手で一部リフォームされており、きれいな印象を受けましたが、
キッチンやお風呂等の設備は新築当初からのものでしたので、入居前にリフォームしたいとのご依頼でした。
予算の上限が決まっているとのことでしたので、譲れないポイントを明確にしてもらい、摺り合わせながらのご提案をさせて頂きました。
既設のキッチンです。きれいに使用されていますが、やはり開き戸のキャビネットは少し古い印象です。
キッチンはクリナップのステディアという商品を取付させて頂きました。
キッチンの天井がやや低めでしたので、圧迫感のないように吊戸棚は短めの50cmをご希望されておりました。
そもそも最新のキッチンは引き出しタイプで収納力が高いので、手が届かなくて使いにくい吊戸棚を付けないプランも人気です。背が高い人だと、よく頭をぶつけます。(笑)
対面式キッチンの吊戸棚部分の壁を壊すことで、明るい開放的なキッチンを作ることができます。
この物件では吊戸棚を短くした分、カウンターの開口高さを15cm程度広げることができました。袖壁も一部壊しましたので、リビングの様子もよく見えます。
洗面台はLIXILのピアラという商品です。
右側にはアイカ製の化粧パネルを使用しました。
水撥ねしても、石鹸の液が飛んでも、サッとふき取ってお手入れすることができます。
最近とても人気の仕様で、お客様の方から洗面台の横にはパネルを貼ってほしいと要望を受けたこともありました。(^^♪
タオルバーをこの壁に設置したいとのことでしたので、パネルの高さは1m20cm程度にカットしました。
しかしここでひとつ、不具合が発生してしまいました。
ユニットバスのドアの横幅が既設より広くなったことと、化粧台の鏡に奥行が加算されたことで、当初よりも化粧台右側の壁の横幅が短くなってしまい、、
タオルバーの商品そのままの長さで取付すると、三面鏡の右側の扉に当たってしまうという事態が起きました((+_+))
お客様の了承を得て、タオルバーを5~10cm程度短く切って取付させて頂きました。
洗面台のリフォームで一面鏡から三面鏡に変更し、タオルバーの位置も変更する場合は、特に気をつけたいポイントです!
次は浴室についてです。
築30年程度経過したマンションですと、水道管からの漏水が度々問題になります。
このマンションでも、他のお部屋で漏水が発生しているとのことで、専有部内のリフォームを行う際は水道管の更新を同時に検討して下さいと管理組合より言われておりました。
給湯管は床スラブに埋設されていたため、管全体の入れ替えができない状況でしたので、クロスの張り替え前に壁や天井を開口し、経路を変えて天井裏を通過して繋ぎ直す方法で更新しました。古い管は使わなくなりますので、漏れる心配がありません。
ユニットバスの施工途中の写真です。天井から、管を下ろしてきています。
工事期間の途中でコロナウイルスの影響もあり、商品の納期が遅れることもありましたが、なんとか完成しお引渡しすることができました。大変感謝しております。
まだまだ未熟で至らない点も多く、反省点も多い工事でした。
末永いお付き合いを、今後とも宜しくお願い致します。
築年数 | 33年 |
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専有面積 | 96㎡ |
家族構成 | ご夫婦2人+愛犬 |
スタイル | シニア世代、ペット飼育、住み替え |
キーワード |
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ビフォー・アフター
フォトギャラリー
- 暗めの照明とダークトーンのアクセントパネル使用し、落ち着く空間になりました。
- こちらの浴室暖房機は、洗面室とトイレとも連動している3室換気タイプです。24時間換気に対応しております。
- 薄型のレンジフードは梁カット加工も可能です。見栄えよくすっきり納まります。
- リビングのアクセントクロスは、サンゲツのXSELECTシリーズのものです。高級感のある仕上がりとなりました。